6月も半ばになりました。沖縄・奄美地方と九州南部・四国地方は梅雨に入りましたが、九州北部から東北にかけての梅雨入りはまだのようです。

天気予報によれば、関東地方のもっとも遅い梅雨入りの記録は6月22日なのだそうで、今週末に宣言がないと来週末まで延びて、最も遅い記録に並ぶかもしれないとの事でした。

今年の夏は例年以上に暑いという長期予報もあり、短い梅雨が明けると長く暑い夏がそこまで来ているという状況のようです。

 

本ブログを読んでいただいている方の中には、酷暑が予想される日本を脱出して、海外やリゾートで夏休みを過ごそうと、計画中の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

円安の影響で、旅行費用が高くなっているようですし、治安も色々とあるようなので、夏休みに旅行を計画の方は、気を付けて楽しんで頂ければと思います。

我が家は、コロナの前までは、何年かに1度は海外に出かけていましたが、「今じゃない」ということで、家で過ごすことにしております。

坐骨神経痛で長時間座っていられない私としては、エコノミークラスで8時間や10時間のフライトは拷問に近く、ロシア上空を迂回している欧州便等は14時間もかかるとかで、考えただけでも怖くなります。

 

国内は、インバウンドの外国人が沢山来られて、オーバーツーリズム等とも言われていますが、事情は訪日客の国によって異なるようです。

今年初めに経済産業省の調査業務で、日系の旅行会社の中国駐在の方にインタビューをさせていただいた際、中国から日本への観光等の旅行については、中国政府が許可をしていないため殆ど来ておらず、同様に日本から中国への渡航も、業務出張等で面倒な手続きを経た場合を除いて、観光旅行等のためのビザがほぼ取得できないため渡航できず、旅行会社の中国オフィスは仕事が激減で、困っているという事でした。

観光ではありませんが、単身赴任されている駐在員のご家族が、長期休暇を利用して渡航しようとしても、渡航ビザが認められないために渡航できなかったり、駐在員の方が一時帰国して再渡航しようとしても、手続きが大変でビザが出るとは限らないために一時帰国もできない等、中国国内に事務所等をお持ちの会社は困っておられるようなお話をお聞きしました。

そのインタビューから数か月が経っていますが、多分状況は大きくは変わっていないように思われます。

 

温暖化の影響で、高温・多湿・ゲリラ豪雨等、今年も厳しい夏になると予報されています。ハザードマップを確認して想定外に備え、冷感グッズ等を活用して、乗り切りましょう。