「卯(う)跳ねる」の相場格言通り、株価が大きく上昇した2023年から、新年2024年の十二支は辰(たつ)! 十二支のなかで最も上昇率が高いというデータがあるそうだ。前回の2012年は、安倍政権の「アベノミクス」で株価が上昇した。「辰巳(たつみ)天井」の格言もある。

かつて、勤務していた会社のオフィスは、宏池会(通称 岸田派)の隣だった。光栄なことに、現総理(当時は外務大臣)と2度トイレで一緒になったのだ。SPに睨まれたが、自然の摂理には敵わない。立派なビルであったがとても古く、現在は建て替えられてしまった。宏池会は、毎週木曜日になると派閥の議員先生方が集まってランチを食べているらしい。今のような事件やスキャンダル、総裁選とかになると報道規制線をつくり、警備員の皆さんは気合が入っていた。一体何を食べているのだろうと想像していたら、いくつかのお店の出前を取っていた。そのうちの一つが、「登龍」なのだ。麹町店で一度だけランチをしたことがあったが、民間の給与所得者には高かった。その店名で、食事の質感と共に、「龍が登る」験担ぎは政治家らしいなぁ、と妙に納得したものだ。

2024年、自民党総裁選、米国大統領選、世界も日本も政治は混沌とするのだろうか。一旦、戦争を停めてもらえないだろうか? 当社と我が家にも辰巳天井となることを静かに念じ、数日後から粛々と仕事始めとしたい。

皆様にも、素晴らしい一年となることを祈念して。

謹賀新年!!