関東地方は、7月18日に梅雨明けの発表がありましたが、それ以降、連日35℃を超える酷暑の日が続いています。今年は、過去に例を見ない危険な暑さということですが、暑さ対策は大丈夫ですか?

 

一方で、局地的で短時間に非常に激しい雨や竜巻・突風、雹が降ったりするゲリラ豪雨が各地で発生する等、気象に関するニュースが毎日トップで報じられる日が多くみられます。このような現象は、これまで異常気象として語られていましたが、昨今の状況を見ると、「異常」なのではなく、これが「夏のあたりまえ」と考えて、対策を講じていかなければならなくなったと言えそうです。

夏のイベントの開催や観光地での暑さ対策、ゲリラ豪雨を想定した道路・河川、急激な気象変化時の交通システムや輸送対策、住民避難を含めた災害対策等、現状の点検とより厳しい前提条件での根本的な変更が急がれるところです。

 

我が家でいうと、年を取ると暑さ寒さの温度変化に鈍感になるようで、窓を開けていれば7階なのでそれなりに風が入ってくることもあり、日中でもエアコンなしで過ごしてきました。先日もいつも通り窓全開でいましたが、7階の窓から入ってくる風が熱風でした。気を付けないと熱中症で救急搬送される不味い状況になると思いました。

 

その暑い中、3週間程前、ちょっとドジを踏んでしまい、背中を強く打撲したのですが、一週間後に痛みが再発し整形外科でレントゲン撮影をした結果、肋骨の一部が折れているという診断でした。通常は骨折の場合ギプス等で固定するので、「このくそ暑い時にギプスかよ」と、汗かきの私はショックでした。以下、お医者さんとの会話です。

 

私 :「固定とかしないのですか?」

医者:「胸を固定したら肺が動かせなくて息ができなくなるでしょ。死んじゃうよ。安静にしてください」

私 :「はい。運動とか控えておとなしくしていれば、普通の生活で良いですね?」

医者:「いいえ、安静にしてください」

私 :「何か、薬とかありますか?」

医者:「痛み止め、いる? 2週間くらいは痛みがあると思うけど」

私 :「じゃ、我慢します」

医者:「2週間後に診せて」

私 :「はい、ありがとうございました」

 

それから一週間程経ちました。痛みはかなり治まっています。安静にと言っても、寝ていても寝返りは打てず、仰向けのままだと坐骨神経痛で腰が痛くなるし、座っていると、姿勢を変えたり立ち上がる時には痛みが走る等、とても安静ではいられず、逆に歩いたり立っていたりした方が痛みを感じずにいられるので、ほぼ普通の生活をしていました。

 

検索をしてみると、肋骨にひびが入ったり、骨折をされた方は以外と多く、所謂治療用コルセットのようなベルトが販売されているということで、早速購入して着用してみましたが、着用するだけで暑くてたまらず、効果を見る前にギブアップしました。と、言うわけで、この数週間は痛みと暑さに耐え、エアコンの有難さを実感する期間でした。

 

体調管理、けがには十分注意して、厳しい夏を乗り切ってください。