今週金曜日からは12月(師走)です。ちょっと前からスーパーのBGMはクリスマスソングに変わっており、何となくそわそわしそうな時期ではありますが、仕事は落ち着いて間違いなく進めなければなりません。
そのような中、先日、長野県伊那方面に出張しました。経済産業省の自動車産業「ミカタプロジェクト」の一案件として、同県の自動車部品を製造している企業様と打合せをし、現場見学をさせて頂きました。
ミカタプロジェクトとは、経済産業省のHPによると以下の説明が記載されています。
- 自動車産業に関わる中堅・中小企業者の脱炭素に向けた『見方』を示し、企業の『味方』としてサポートする事業です。
- 自動車の電動化の進展に伴い、需要の減少が見込まれる自動車部品(エンジン、トランスミッション等)に関わる中堅・中小企業者が、電動車部品の製造に挑戦するといった「攻めの業態転換・事業再構築」を支援します!
47都道府県で実施の体制が整備されており、具体的には、「実地研修・セミナー」「個別相談」「専門家派遣」「設備投資補助」というメニューがあります。
ご興味のある方は以下の経済産業省のミカタプロジェクト関連のHPをご参照ください。
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/automobile/mikata_project.html
裾野が広い自動車産業なので、昨今の内燃機関から電動車の様に大きな変化が起こった場合には、影響を受ける企業が多いにも関わらず、それぞれの事業課題は多岐にわたり、事業転換や製品転換は容易ではないため、必要な技術的・人的・資金的な支援を迅速に対応しようというのがこのプロジェクトです。
訪問の内容はここに記載できないのですが、久々に遠出の出張でした。新宿を「8時ちょうどのあずさ(2号ではなく今は5号でした、と言っても何のことかわかっていただける方も少ないそうでが)」で岡谷まで行き、そこから飯田線で諏訪湖をぐるっと回って、飯田を目指して天竜川沿いを南下していくルートで、新宿~岡谷間が2時間超、岡谷から約2時間で、自宅からだと片道約5時間の旅でした。もちろん、復路も5時間かけて戻ってくる日帰り出張でした。
計画ではリニア新幹線の駅が飯田付近に建設される予定もあるようで、そうなると品川からの半分くらいの所要時間で行けるようになるのかもしれないですが、実現するのはかなり先の事なので、本案件が続く来年3月まで往復10時間の旅は続きます。
南アルプスの山並みは既に冠雪しており、山の中腹から麓にかけては遅めの紅葉がきれいでした。都心では、秋と冬が日替わりで行ったり来たりで服装の選択が難しいですが、「風邪ひきさん」で年末年始を過ごさないように、体調管理をしっかりしましょう。